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船内記録簿+休日付与簿=労務管理記録簿

2022/02/15  お知らせ
本年4月より、船員法が改正され「船員労働」が大きく様変わりします。
詳しくはこちら(アニキ船長動画)をご覧いただくのが手っ取り早いかと思います。

法令や規則の内容については、国交省のサイトに詳しく掲載していますのでそちらに委ねますが、これまで船員さんの労働時間を記録するフォーマットになっていた「船内記録簿」(文字通り船内に備え置いて記録するもの)とお休みなどを管理していた「休日付与簿」(陸上の労務管理事務所で管理・保管)が「合体」して「記録簿」として生まれ変わります。
法令上の用語では「記録簿」ですが、これまでの「船内記録簿」「休日付与簿」との違いをはっきりさせるため、通称「労務管理記録簿」と称するようです。

これまでは「船員の労働時間管理」の所在が割と曖昧な位置づけだったのですが、これからは「船舶所有者」(ぶっちゃけ給料払う人(会社)←船員法上の船舶所有者)が管理しなければならないことが明確になりました。

で、この「労務管理記録簿」をできるだけ電子媒体で記録して、船と陸上の事務所で頻繁に共有することが求められるようになりました。

現在システム開発が進んでいるようですが

今般、この要求に対応するため、「取り急ぎ」国土交通省において、マクロを組み込んだエクセルファイルがリリースされました。
とりあえず定着するまで(なんでしたら定着以降も)このファイルを船内と陸上でメールなどで共有して下さいとの事ですが、高齢化が進む乗組員がなじめるかなぁ・・・って不安もよぎります。
まあ、習うより慣れろってことでしょうから、ファイル壊しても何回でもダウンロードできるように下にリンク貼っておきます。(笑)

現在、ソフトウエア制作会社が使いやすいシステムを鋭意開発されているようです。無料という事にはならないようですが、基本設計は国交省でやってるので、安価で提供されるとのことです。

先ずは、試行的にでもやってみましょう。

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