六管本部交通部からのお知らせが届きました
2021/01/20 16:04:17 お知らせ
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船舶自動識別装置「AIS」でバーチャル表示

先ずは、「えーあいえすぅ?」って方のために少しご説明しときましょう。
内航貨物船に限って言えば、総トン500トン以上の船(大体、全長70~80メートル以上の船と思って下さい)について搭載が義務付けられている装置で、船から船、あるいは船と陸上が相互に電波に乗せて、自船の位置や船舶の名称、種類、位置、針路、対地速度、その他の情報をやり取りすることができる装置です。(AIS:Automatic Identification System)の頭文字です。
この電波情報を電子海図やレーダー画像に重ねることによって、視覚的に相手船の情報を得ることができるばかりか、濃霧などの視界制限状態では「存在」しか映らないレーダー以上の情報を得ることができますし、島陰に居る船の存在情報も得ることができる優れものです。
海上にはたくさんの航路標識が整備されていますが
今回のお知らせは、このAISの機能を使って、実際の灯浮(航路標識)とともにバーチャル航路標識を整備するので、それに関してアンケートするから答えて下さい。というものです。
対象場所は周防灘と伊予灘周辺です。
この周辺を航行する船舶を運用する関係者の方は、是非協力してあげて下さい。
ご存じですか?油賠証書は更新が必要です!
2021/01/08 14:04:24 お知らせ
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書き換えをお忘れなく!!
昨年9月には
このページで保障契約証明書を取得するようご案内しておりましたが、この度、
中国運輸局から、PI保険の契約更新に伴う保障契約証明書の更新にともなう注意喚起が寄せられました。
通常、PI保険は1年単位で契約するのですが、その更新に合わせて保障契約証明書も書き換えする必要があります。
更新の手続きは次のとおりです
【窓口】
窓口申請、郵送申請、電子申請で可能ですが、窓口申請は地方運輸局の本局窓口のみ対応ですので、昨今のコロナ禍のなか、郵送申請や電子申請を選択されるのをお勧めします。
【申請必要書類】
① 交付申請書(下記ホームページに様式があります。)(押印不要です)
改正「船舶油濁損害賠償保障法」への対応について②PI保険の契約書の写し(保険証券の写し)
③手数料(証明書一枚あたり収入印紙7,000円を貼付)
④ 証明書を郵送で受領したい方は簡易書留に必要な切手を貼付した返信用封筒
詳しくは。それぞれを管轄する運輸局の海上技術安全部船舶安全環境課にお尋ねください。
(中国運輸局の場合は下記にお尋ねください。)
中国運輸局海上安全環境部船舶安全環境課
〒 730-8544 広島市中区上八丁堀6番30号 広島合同庁舎4号館3階
TEL 082-228-8794 FAX 082-228-7989
E mail cgt-yubai@mlit.go.jp
青年部メンバーがFMちゅーピーに出演します
中海連青年部(古中洋平委員長)は、昨年度はFMふくやまに出演するなどのほか、今年度はRCCラジオ「STU48ちりめんパーティー」のスポンサー契約の一環で番組出演も予定していますが、これに先立ち、1月から3月まで毎月1回、地元中国新聞社が展開する「FMちゅーピー」に生出演することになりました!
インターネットでも聴けます!
放送日は1月12日(火)、17時30分より放送される「イブニングストリーム」という番組で、出演は18時頃からの予定です。
広島地区の方はFMラジオの周波数を76.6MHzに合わせていただき、他地区の方は、下記のホームページから生放送をお聞きください。
広島のFMラジオ FMちゅーピー 76.6MHz初回の今回は、古中委員長とイコーズの吉岡さんが出演し、内航船員の魅力を熱く語ります。
どうぞお楽しみに!!
2月、3月にも引き続き青年部が出演予定です。
明けましておめでとうございます

2020年は鉄鋼不況、コロナ禍と、内航業界に試練の一年でしたが、本年こそ素晴らしい1年になりますよう一致団結して頑張りましょう。
また、約半世紀続いた船腹調整事業、暫定措置事業がいよいよ終わりを告げる時が来ました。激変の一年となりますが、会員各位の英知を結集し、素晴らしい内航業界を作り上げましょう。
中海連役職員 一同
橋げた注意! ←六管本部交通部より
2020/09/17 15:01:00 お知らせ
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2年前の秋、周防大島にかかる「大島大橋」に大型外国船舶がぶつかった事故をご記憶の方も多いと思います。
この事故で、水道管や光ケーブルを損傷し、島民生活に大変な不便を強い、橋梁構造物に損傷を与えたことから長期にわたり橋も通行止めになり、人流・物流に深刻なダメージを与えました。
筆者も緊急輸送対応措置や復旧・復興にかかわっていたので大変よく覚えています。
この原因は、「普通、その航路は通らんよね!(常識的にはクダコ水道だろ!)」という航路選択の誤り、そしてその航海計画にOKを出した船長のヒューマンエラーであることは明らかで、海難審判でも指摘されています。
ところが最近になって、またもや橋げたの高さを超えるマストを有した大型船が同じ航路を通過しようとして、危うく同じ事故が起きるところだったと伝えられています。
事故後、同航路を通過しようとする大型船には、海上保安庁海上交通センターから国際VHFで注意喚起が実施されており、今回は、このシステムが奏功したと言えますが、万一、ワッチの船員がVHFを聞き逃していたりしたら、またもや大事故が起きていたかもわかりません。
内航船の場合、ここまで高いマストを有している船は少ないとはいうものの、同種の橋げた事故は各地でおきており、このたび、第六管区海上保安本部交通部長から依頼文書が寄せられました。
事故は多くの人々を不幸にします。十分の上にも十分な安全措置を講じて、安全運航を!
Bon voyage!