News新着情報

「海と日本プロジェクトin広島」共催広島丸体験航海

2025/12/05 14:07:45  行事・イベント

呉港出航!!

11月29日(土)から30日(日)にかけて、海と日本プロジェクト共催による練習船広島丸体験航海を開催しました。
今回の体験航海は、呉港から大崎上島、そして広島港に向かうコースです。

一般公募に対して応募のあった中から、小学5年生から中学3年生までの23名の生徒さんが参加していただきました。

先ずはライフジャケットの着用体験です!!

陸上で生活していると、「救命胴衣」を着用する機会はまずありませんが、海上では、いざというとき自分の命を救うのは救命胴衣です。
子どもたちも、初めての着用に興味津々・・。
呉港出航し、広島商船高等専門学校の学生さんの指導を頂きながら、着用を体験しました。

ブリッジで初めての操舵体験!!

船の操舵室の事を「ブリッジ」といい、ここに船を操船する様々な機械が設置されています。
船を操縦する「ラット」(舵輪)を握らせてもらい、実際に船を動かしてみます。

学生さんから指導を受けて、初めての舵輪を握り操舵体験をしました。
少し緊張したけど、上手に操船ることが出来ました!

広島商船高専桟橋に到着後、学校施設見学しました!

当日は子供たちをそれぞれ帽子の色で2つのチームに分けて、ざまざま体験しました。

大崎上島の広島商船高等専門学校に到着後、校内の色々な施設を体験しましたが、「操船シミュレータ」では、大型船を自分で操船体験できるプログラムに興味津々。巨大なテレビゲーム感覚で船を操り、気分は船長。

ブリッジからの風景は、神戸港!朝から夜までの様々な港の風景に感激!
日も暮れて、広島丸に帰って夕食です | 「海と日本プロジェクトin広島」共催広島丸体験航海 | 中国地方海運組合連合会|中海連

日も暮れて、広島丸に帰って夕食です

皆で食べたカレーライス、そして、唐揚げにサラダ、果物入りのヨーグルト
どれも美味しかったです!!

ヤシの実を使って、木甲板を清掃!

2日目の朝、6時30分に起床!急いで木甲板に集合し、まずはラジオ体操。
体が温まったら、ヤシの実を半分に切った「たわし」を使って、乗組員さんの「ワッショイ」の掛け声に合わせ、参加者たちも大声で「ワッショイ」!!
練習船ではおなじみの日課、「タンツー」という作業です。こうして自分たちが船に愛情を注ぐのも練習船ならではです。
朝の作業でおなかが減ったところで、おいしい朝ごはんです。
やはり運動の後のごはんは美味しい!!

クロスベアリングに挑戦!

学生さんの指導頂きながら、海図を使ってクロスベアリングを体験しました!

広島丸に設置してあるジャイロコンパス(羅針盤)を使い、回りに見える山頂や灯台などの物標の方位を求めます。
複数の物標の角度を海図に落とし込むと、自船の位置を求めることができますが、この手法を「クロスベアリング」と言います。

なかなか一発で決まらずに四苦八苦ですが、そりゃそうです。そのために学生は訓練するのですから(笑)

木甲板で、学生さんたちと一緒に船上運動会をして楽しみました! | 「海と日本プロジェクトin広島」共催広島丸体験航海 | 中国地方海運組合連合会|中海連

木甲板で、学生さんたちと一緒に船上運動会をして楽しみました!

音戸大橋が見えてきました。 | 「海と日本プロジェクトin広島」共催広島丸体験航海 | 中国地方海運組合連合会|中海連

音戸大橋が見えてきました。

最後になりましたが、関係のみなさまありがとうございました。

JMU呉事業所関係者のみなさま、広島商船高等専門学校、練習船広島丸のみなさま、中国運輸局関係者のみなさま、とりわけ「海と日本プロジェクトin広島」事務局のYさま、そして、財政的にご支援いただいた日本内航海運組合総連合会さまの絶大なるご理解、ご協力を頂き、無事に開催することができました。本当にありがとうございました。
この事業の成果は、今回参加して下さった子供たちが、将来きっと返してくれるものと確信しています。

これからも様々な取り組みを行ってまいりますので、引き続きのご理解とご支援をよろしくお願いいたします。

コメント

コメントはありません