フォトコンテスト応募作のご紹介 Vol2
2021/08/05 行事・イベント
コメント (0)
黎明に向かう

フォトコン応募作品ご紹介シリーズVOL2は、北九州市から応募いただいた里見修三様の作品「黎明に向かう」です。
この作品は関門海峡から小野田方面を望み、上る朝日を印象的に捉えています。
また、こうした作品はとかく類型的になりがちですが、太陽とLPG運搬船の位置関係はもとより、平安時代末期の「源平合戦」の際に源軍勢の拠点となった「満珠島」(現在は下関市忌宮神社の境内地)を置いて、水平線には太陽光の反射する絶妙の時間帯を捉えています。
LPGガスなどをはじめ、様々な生活物資を輸送する内航船は、国内物流の実に44%を担う極めて重要な基幹的輸送インフラなのですが、あまり人目につかない海上をフィールドにしていることから、トラックや鉄道と較べて認知度が浅く、これが課題となっていますが、それでも静かに力強く、国民生活を支えています。
本船も海上交通の要衝である関門海峡を航過し、これから瀬戸内海に進みます。
フォトコンテスト応募作のご紹介 Vol1
2021/07/30 13:25:54 行事・イベント
コメント (0)

前回の記事でお伝えしたとおり、今回から何回かに分けて、先日開催された
「船のある風景写真コンテスト」で惜しくも選外となった作品のうち、印象深かった作品の何点かを、出品者のご了解をいただいてご紹介させていただきます。
ちなみに最初に申し上げておきますが、実は私も過去に結構ガチで写真にのめり込んでいた時期があって、無数のコンテストに応募していた経験があります。
あくまで私見ですが、もちろん上位入賞作品は素晴らしい作品が多いのですが、写真コンテストの優劣は、一定レベルを超えたものであれば、文字通り横一線で、その時々の主催者の求めるテーマや、審査員の趣向などにかなり左右されるものです。
その意味で、これから何回かにわけてご紹介する作品は上位に食い込んでも全くそん色ないものと言えます。
さて今回ご紹介する作品は「幽玄の時」
左に「光進丸」(299G/T油タンカー)、右には「第二東辰」(499G/Tケミカルタンカーが被写体となっています。
撮影場所は、海事関係者であればピンとくると思いますが、周南市(旧徳山市)のコンビナート群です。
ここは工場夜景クルーズが実施されるほど、夜には夜景が美しい場所としても有名です。
夕刻から夜にかけて移り行く空の色合いも美しく、両船のマスト照明がアクセントとなっています。
喫水からみて、これから荷役作業に入るだろうと思いますが、その束の間、乗組員の談笑が連想される一枚です。
祝!「海の日」海事関係功労者表彰
2021/07/27 行事・イベント
コメント (0)
☆☆☆岡峰副会長!重枝副会長!受賞おめでとうございます!!☆☆☆
中国運輸局管内各地で、「令和3年度海の日海事関係功労者表彰式」が挙行され、呉会場において中海連岡峰副会長が、徳山会場において重枝副会長が、それぞれ多年にわたる海事関係団体でのご功績により栄えある中国運輸局長表彰を受賞されました!誠におめでとうございます。
呉地区の式典


徳山地区の式典


ちなみに広島会場はこんな感じでした。


中国地区ではメインの会場となる広島会場では、功労者表彰式のあと、今年度初めて開催した「船のある風景フォトコン」の優秀作品授賞式が行われました。(プレゼンターはSTU48の今村さんと甲斐さん)
ちなみにこのフォトコンテストは海事関係団体が協賛しており、弊連合会も名を連ねております・
実はこのフォトコンテストの審査に少しだけかかわったのですが、なにせ300点以上の応募作品があるなかで、「選外とするにはあまりに惜しい」と思われる作品も多数ありました。
そこで、次回から、そうした作品にも焦点をあてて、このHPで公開させて頂こうと思います。(まあ、性格上、貨物船限定で(;^ω^))
お楽しみに♪
多門中国運輸局長と懇談
2021/07/20 16:12:50 行事・イベント
コメント (0)

このたびの人事異動で、国土交通省海事局次長から中国運輸局長に着任された多門新局長に表敬訪問させていただきました。
これは、中海連の岡本会長が、同日おこなわれる地方交通審議会船員部会の委員であることからこれに合わせて、局長室を訪問致したものです。
備後弁炸裂!!
なんと、多門局長は広島県尾道市のご出身ということもあり、また、言うまでもなくわが岡本会長も同じ備後地区(広島県東部地区)の福山市であることから、大半のトークが備後弁イントネーションでちりばめられていました(笑)
備後弁トーンで、「カーボンニュートラル」の話題や30年後の内航業界の展望について格調高く、親しく懇談されていましたが、通常は標準語(?)で出てくるワードが思いっきり広島弁ですから、なんとなく親近感が湧く内容となりました。
多門局長は、海事局船員政策課長や海技教育機構(JMETS)理事、海事局次長を歴任され、船員行政に精通しておられます。
これからの中国運輸局海事関係行政が大いに楽しみです!
広島みなとフェスタにチョット参戦
2021/03/22 13:10:12 行事・イベント
コメント (0)
2年ぶりに開催されました!

例年広島港周辺で開催される「広島みなとフェスタ」は数万人も集客する一大イベントで、例年中海連もブースを出展し、広報活動を展開しています。
しかし、昨年はコロナのせいで中止。直前まで準備を進めてこられた関係者の皆さんはもとより、楽しみにしてこられた地域のみなさんも大変残念な思いをしました。
昨年、中海連は「ヘリウム風船」を1000個用意し、ヘリウムガスも業者さんに発注して準備万端整えていたところで「中止」の悲報。
風船がデッドストックになってしまったのです。
風船は原料が生ゴムですから、精々1年程度の保存期間とのことで、どこかで活用できないものかと思っていたところ、今年の「フェスタ」は、ブースは出さないものの、体験航海はやると実施主催者である広島市南区役所から連絡が!
南区役所のご担当に「風船の活用できないか」と相談したところ、配布しましょう!とご快諾をいただき、無事に風船が日の目を見ることができました。(感謝感謝)
さらに、ガスについては主催者負担でご用意いただき、感謝感謝、大感謝です!
しかも、風船配布に乗じて厚かましくも、内航パンフレットや船のペーパークラフトを来場者に大量配布していただきました<(_ _)><(_ _)><(_ _)>(大感謝∞)
両日とも青年部から参加者が出て、シコシコと風船を膨らませました(笑)

来年こそは「普通」にフェスタが実施できることを願ってやみません。
首都圏での緊急事態宣言は解除されたとはいうものの、これまで通り基本的な感染予防策をしっかりとることが、最も近道で確実な方法なんだと思います。
がんばりましょう!