フォトコンテスト応募作のご紹介 Vol2
2021/08/05 行事・イベント
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黎明に向かう

フォトコン応募作品ご紹介シリーズVOL2は、北九州市から応募いただいた里見修三様の作品「黎明に向かう」です。
この作品は関門海峡から小野田方面を望み、上る朝日を印象的に捉えています。
また、こうした作品はとかく類型的になりがちですが、太陽とLPG運搬船の位置関係はもとより、平安時代末期の「源平合戦」の際に源軍勢の拠点となった「満珠島」(現在は下関市忌宮神社の境内地)を置いて、水平線には太陽光の反射する絶妙の時間帯を捉えています。
LPGガスなどをはじめ、様々な生活物資を輸送する内航船は、国内物流の実に44%を担う極めて重要な基幹的輸送インフラなのですが、あまり人目につかない海上をフィールドにしていることから、トラックや鉄道と較べて認知度が浅く、これが課題となっていますが、それでも静かに力強く、国民生活を支えています。
本船も海上交通の要衝である関門海峡を航過し、これから瀬戸内海に進みます。
走錨リスク判定システム「錨ing」(イカリング)
2021/08/04 10:19:48 お知らせ
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平成30年の台風21号事故が教訓です

平成30年台風第21号で発生した関空連絡橋への船舶衝突事故を受けて、船舶が荒天時の強風などで他船や地上施設にぶつかる事故(走錨事故)の再発防止を進めていた国土交通省(海上技術安全研究所)では、このたび「走錨リスク判定システム」を開発し、無償一般公開されました。(なんと無料ですよ!国土交通省の男気!(笑))
しかもCD配布!

このシステムはWEB上でも使用できる一方、独立PCでもアプリケーションとして使用できるようCDも配布されています。
また、
海上技術安全研究所ホームページからダウンロードできるよう措置されています。
中海連事務局にもCD配布がありましたので、中海連会員さん限定先着順でお渡ししています。
ご希望の方はご連絡下さい。(残りわずかです)
フォトコンテスト応募作のご紹介 Vol1
2021/07/30 13:25:54 行事・イベント
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前回の記事でお伝えしたとおり、今回から何回かに分けて、先日開催された
「船のある風景写真コンテスト」で惜しくも選外となった作品のうち、印象深かった作品の何点かを、出品者のご了解をいただいてご紹介させていただきます。
ちなみに最初に申し上げておきますが、実は私も過去に結構ガチで写真にのめり込んでいた時期があって、無数のコンテストに応募していた経験があります。
あくまで私見ですが、もちろん上位入賞作品は素晴らしい作品が多いのですが、写真コンテストの優劣は、一定レベルを超えたものであれば、文字通り横一線で、その時々の主催者の求めるテーマや、審査員の趣向などにかなり左右されるものです。
その意味で、これから何回かにわけてご紹介する作品は上位に食い込んでも全くそん色ないものと言えます。
さて今回ご紹介する作品は「幽玄の時」
左に「光進丸」(299G/T油タンカー)、右には「第二東辰」(499G/Tケミカルタンカーが被写体となっています。
撮影場所は、海事関係者であればピンとくると思いますが、周南市(旧徳山市)のコンビナート群です。
ここは工場夜景クルーズが実施されるほど、夜には夜景が美しい場所としても有名です。
夕刻から夜にかけて移り行く空の色合いも美しく、両船のマスト照明がアクセントとなっています。
喫水からみて、これから荷役作業に入るだろうと思いますが、その束の間、乗組員の談笑が連想される一枚です。
祝!「海の日」海事関係功労者表彰
2021/07/27 行事・イベント
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☆☆☆岡峰副会長!重枝副会長!受賞おめでとうございます!!☆☆☆
中国運輸局管内各地で、「令和3年度海の日海事関係功労者表彰式」が挙行され、呉会場において中海連岡峰副会長が、徳山会場において重枝副会長が、それぞれ多年にわたる海事関係団体でのご功績により栄えある中国運輸局長表彰を受賞されました!誠におめでとうございます。
呉地区の式典


徳山地区の式典


ちなみに広島会場はこんな感じでした。


中国地区ではメインの会場となる広島会場では、功労者表彰式のあと、今年度初めて開催した「船のある風景フォトコン」の優秀作品授賞式が行われました。(プレゼンターはSTU48の今村さんと甲斐さん)
ちなみにこのフォトコンテストは海事関係団体が協賛しており、弊連合会も名を連ねております・
実はこのフォトコンテストの審査に少しだけかかわったのですが、なにせ300点以上の応募作品があるなかで、「選外とするにはあまりに惜しい」と思われる作品も多数ありました。
そこで、次回から、そうした作品にも焦点をあてて、このHPで公開させて頂こうと思います。(まあ、性格上、貨物船限定で(;^ω^))
お楽しみに♪
多門中国運輸局長と懇談
2021/07/20 16:12:50 行事・イベント
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このたびの人事異動で、国土交通省海事局次長から中国運輸局長に着任された多門新局長に表敬訪問させていただきました。
これは、中海連の岡本会長が、同日おこなわれる地方交通審議会船員部会の委員であることからこれに合わせて、局長室を訪問致したものです。
備後弁炸裂!!
なんと、多門局長は広島県尾道市のご出身ということもあり、また、言うまでもなくわが岡本会長も同じ備後地区(広島県東部地区)の福山市であることから、大半のトークが備後弁イントネーションでちりばめられていました(笑)
備後弁トーンで、「カーボンニュートラル」の話題や30年後の内航業界の展望について格調高く、親しく懇談されていましたが、通常は標準語(?)で出てくるワードが思いっきり広島弁ですから、なんとなく親近感が湧く内容となりました。
多門局長は、海事局船員政策課長や海技教育機構(JMETS)理事、海事局次長を歴任され、船員行政に精通しておられます。
これからの中国運輸局海事関係行政が大いに楽しみです!